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今回は修理というほどでは無く切削液のホースが詰まったので外してエアーで吹き飛ばし貫通させただけですが、ホースの留め方が初めてであり結構時間がかかりました。
詰まった場所

上記写真の右側より切削液が出ていませんでした。分岐部のボールコックも開いています。試しに出口よりエアーを吹き込むと今度は左がでなくなりました。左の出口よりエアーを吹き込むとまた元に戻りました。固形ごみが行ったり来たりしても出られない様です。
このバンドソーの紹介を簡単に
自社のは初期A型ですが、少し便利な機能がついてハイコーキB型機となり現在も販売されているようです。
此の機械の特徴は以下になります。
- 本体価格の安さ(当時新品で200万以下でした。)
- 替え刃の安さ(数年前のフナソー品ですがハイスでも1万円以下でした。)
- Φ320mmまでの油圧バイスのガッチリくわえるチカラ
- クーラント切削液による冷却切断での速さ
- 少し面倒な切り替え操作でも角度切りもできること。
- 豊富なオプションアタッチメントが有ります。(FA型機の時は無く自作しましたが。)
CB32FBの取説です。
以下本題のホース詰まりの修理です。
ここで大きな間違いを起こしてしまいます。

今思えばポンプより来ている側のホ-スバンドを緩めて太いホースを外してごみを出すべきでした。

このようにただ挿してあるホースを引っ張って外して外しました。

外した部分がラッパの様に広がっているだけです。この様な接続方法は初めて見ました。専用のホースで無いとうまくなさそうです。
色も透明のはずが濃いあめ色なので交換したいのですが同じサイズの同じ物は見つかりませんでした。
苦労したホースのはめ込み
お湯で温めてるとすごく柔らかくなるのですが差し込む時に相手で冷やされるのかうまく入ってくれません。真鍮製のホース口付近をライターで温めてしても柔らかくなりすぎ押しても入りません。

ホースに少しは長さの余裕もあるのでカッターで切れ目を入れて底を引っ張ってパンツをはくように嵌めようと思いつきました。

半分に1cmほど切れ目を入れました。

お湯で温め柔らかくしました。

入りやすい様に切ったホースの先端少し広げました。

両手で引っ張ってはめてから更にラジオペンチで引っ張りましたが切れそうなのでここらへんでやめておきました。
ポンプ側のホースを外せばホースバンドなのでこんな苦労はしないと思います。
次回ホースを新たに交換するには
分岐部のT(チーズ)サイズが6A(1/8)なので下記のようなボールバルブに交換すればエアー用のポリウレタンチューブの外径6mmが丁度良く使えると思いました。


2023/01/18追記 不凍液
今朝8時30分の気温が1℃でした。今冬の最低気温が今日までで-5℃です。この場所は例年最低気温-9℃くらいが数回は有ります。天気予報では今週末にいよいよ寒波到来らしいです。そんな日は午前中バンドソーは使えませんでした。が、数年前より冬場は不凍液を投入し切削液が凍る事が無くなりいつでも使えるようになっています。参考までに。

上記温度計は昨晩よりの最低気温が-5℃だったことを表示しています。

25%で凍結温度がマイナス13℃になるらしいので切削液の量の20%(1/5)位より薄目で投入しています。
上記クーラントは大きすぎて使い切るのに数年かかりますので、バンドソーだけに使用するなら原液タイプで2リッター入りがおすすめです。そのまま使えるタイプは切削液で薄まって凍ってしまいます。
切削液の4リッターですがお安く売っていたので載せておきます。しかも純正品です。
HIKOKI ロータリバンドソー用 303819 切削液 4L 価格:5759円(税込、送料無料) (2023/2/2時点) |
以上です。最後までご覧いただきありがとうございます。