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丸棒や丸パイプの芯に穴を開ける治具(溶接無し)の作り方の紹介です。
今回は溶接機やスライス盤や旋盤も使わない方法を紹介します。
ボルトで組み立てる方法 1(旋盤使用し失敗例として)
今迄は溶接して作っていましたが、 前回の☞ 丸棒(丸パイプ)中心への穴あけ方法 です。
溶接自体が一般的でなかったので
ボルトで組む方法を考えてみました。
横の壁板を丸棒に変えても良いのでは?
板状の物はスライス盤が無いと削れませんが
丸棒なら旋盤で簡単に高さ調整できます。
【旋盤だけで簡単に出来る】
というタイトルにしようと考えました。

20mm丸棒の中心にM8タップを切り4本作りました。
旋盤作業は素人なので結構時間がかかりました。

上写真の様にボルトで組み立てようとした所で
簡単には出来ないなと気づき
中止 しました。
加工時間(3時間ほど)がかかり過ぎました。
別の理由としては旋盤と言う機械も一般的でないと思ったからです。
もう少し簡単な方法は無いかと考えました。
ボルトで組み立てる方法 2(パイプネジ式)ボール盤のみで可能
パイプネジがほぼ1㎝刻みで販売されているので
それを利用し高さは平ワッシャーで調整すれば良いのでは?
アマゾンで丁度良いM8パイプネジが有ったので買ってみました。

安いのでしょうがない部分ですが
高さに0.2mmほど違いが有ります。
モノタロウさんサイトにもパイプネジでたくさん出てきます
其れなら高さ(長さ)も正確とは思いますが、
メーカー品なのでお値段が高いです。

下板‣上板のフラットバーに穴位置のケガキをしました。
左右は切断したままの粗面なのでケガキノギスの基準面に出来ないため
6枚切り板を寸法に切それを重ねてケガキました。
(シャーリングバックゲージで0.1mm単位で切る事が出来るので)
シャーリングが無い場合はフラットバーを前後左右を逆に出来る寸法の物を
お買い求めいただくなど工夫が必要です。
申し訳ありません。
出来上がった今思うと左右の切断面でもどちらか片方のみを
ケガキノギスの基準面にしても良かったと思います。

ケガいた×印の所のちょうど真ん中にポンチを打つのに
今回モノタロウさんで赤いポンチと言うのを使ってみて
良かったのでお知らせしておきます。

下板面よりボルト頭が出ないようにしなければなりません。
写真は段付きドリル使用してますが
2本のドリルで加工しても出来ます。

M8キャップスクリュウが1mmほど奥に入った底面です。

8本の中から寸法が合ってる物を選んだ4本を立てました。

パイプを入れると固いのでボルトを緩めて締めなおしました。

高さ調整にワッシャーを使います。
微調整には0.2mm厚の平ワッシャーも用意しました。
結局は高さこれでピッタリなので0.2mm物は使いませんでした。

奥行調整できるようにM8ボルトをストパーに使用しました。

穴あけ作業写真です。
仕上がってみてから考えると高さ調整にワッシャーを使うのであれば
パイプネジを使用しなくても磨きのフラットバーで近い巾の物が有れば
タップ立て作業が出来ればフラットバーでも作れると気づきました。
その場合高さ調整には薄板を使います。
微調整にはトタンをハサミで切って使えそうです。
でもせっかくパイプネジで作りましたので、
しばらく使って不具合など見ていきます。
以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。
できれば先にお読みください。
前回の☞ 丸棒(丸パイプ)中心への穴あけ方法 です。