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修理完了日は2024年2月7日です。
その後、本業が忙しくブログ投稿の今は同年7月とずいぶん遅くなってしまいました。お許しください。
昨年12月より動かなくなってしまったプラズマ切断機の修理奮闘記。
あまり使ってなかった機械ですが無いと不便な事も多いので修理します。その修理記録です。
電話でコマツ産機さんへ修理依頼をしました
2023年12月22日にコマツ産機さんより2人の方がお見えになり悪い所を探していただきました。

1時間ほどでした。
後日交換部品(XY軸アンプのリサイクル品)を送るのでご自身で交換し外したXY軸アンプは送り返すようにとの指示でした。リサイクル品なのでそんなには高くないだろうとその時は思っていたのですが。

26日に見積もりFAXが届いてびっくりしました。総額575.850円でした。(+振込代はこちら負担)

高額にビビりましたが、他に手立てが無いのでお願いしました。古い機械なので新品アンプはもう販売してないのでビルドアップ品が実質の新品部品の地位なのでしょうか?
アンプが届きました。

古い物を外して比べてみると電子部品の並び方が全然違うので少し心配しました。(電子機器でも相性が有る様な話は聞きますので)

外す前に撮った写真通りに乗せ換えと配線は上手くいきました。しかし上手く動きません。Y軸がガクガク音を立ててエラーで止まってしまいます。再起動を何回しても同じでした。
すぐに先日来られた担当のメカニックさんに電話したのですが本日お休みとの事でした。ガックシ
翌日電話をいただきました。
Y軸のベアリングが悪いって!
12月の最終日(確か28日か29日)に不具合を見に来ていただきました。
メカの方のY軸に両側からグリスを圧入し帰られました。
しかし上手く動きません。
年明け1月の仕事はじめ8日にも来て頂いたのですが
やはりY軸のベアリングを疑ったようでグリスを圧入し帰られました。
しかしやはり上手く動きません。
以前Y軸が音が出て動きが悪いときが有ったのですがその時はパラメーターの操作で直していただいたんですよ!と言ってみたのですがメカニックの方はどうも聞き入れてくれないでベアリング又はモーターが悪いのかも知れないとモーターの型番をメモって帰りました。『もしかするとファナックさんに来てもらわないと直らないかも?』みたいなことも言われました。
そんな大掛かりな修理に成ったらいくら請求されるか恐ろしいです。
それだったらいっそ安いプラズマカッターに買い替えようかしらとも思いました。

自分でベアリング不良か確かめる
コチラとしては壊れる前は音もせずスースー動いていたので取り換えたXYアンプの相性が悪いので替えてほしいともお願いしてみたのですが、全く聞く耳持たず。こちらの機械本体の不良でしょう!だいぶ古い機械ですしね!という態度です。
仕方ないので自分で何か試してみようと思い立ちました。Y軸のベアリング又はモーターが本当に不具合の原因なのか?何か確かめる方法は無いか?手で動かしてみようか?などなどいろいろ考え試しました。
そんな時Y軸の長い角ネジを回せるいい物を発見しました。
y軸のモーターの反対側に17mmの6角が出ていたのです。こに電動ドリルを繋ぎ回してみるとスーーーと音もせず静かに回るのです。これで機械本体のメカ不良で無くアンプ本体不良かソフトの設定の可能性が大きいとメカニックの方に電話でお話したところやっと納得していただけました。
結局パラメータの数値が違ってしまっていたのが原因でした
2月7日パラメーターの数値が記入された紙をもって再々来られて数値を元に戻していただきやっと普通に使えるようになりました。(古い機械ですがコマツ本社に数値のデーターは有ったそうです)
本日分のみ追加でほしいと(40700円振込料別)言われ断れずお支払いすることにしました。

t6のSS400切断後風景
今では調子よく動いています。切り口も綺麗で裏に出るドロスも叩けば簡単に落ちます。
修理費合計
修理に費やした日数は約1月半もかかりました。忙しい時期で無かったのがせめてもの救いです。
金額は全部で616.550円に+振込代2回分でした。
しばらく壊れない様大事に使っていきます。
機械紹介のこちらもお読みいただけると幸いです。
以上です。最後までご覧頂きありがとうございました。