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Ф20mm位までの丸棒の端に直角で中芯に真っ直ぐ穴(割りピン穴の開け方)を開ける方法(道具作り)です。
丸棒径が違う場合は使用するフラットバーのサイズも加減してください。
使用するもの
磨きタイプの角鉄(フラットバー)16×32ぐらいの鉄の材料
(黒皮付きは使用中がタガ出やすいので!でも内側のみ黒皮を研磨しておけば大丈夫です。)
- バンドソー等の切断機
- 溶接機
- ボール盤
- ※ケガキ道具(無くても出来ますがケガキノギスが有ると便利)
溶接をしない方法は こちらのページへ☞ ボルトで組み立てる方法
作り方
フラットバーを穴を開けたい丸棒Ф20mmのサイズこの場合は長さ20mmに2個切ります。
次に20mm+板厚16mm×2なので長さ52mmに2個切ります
中に長さ(FBの幅32mm)ぐらいに切ったФ20mmの丸棒を入れて(現物あわせ)外側を溶接します。
溶接後収縮して丸棒が取り出せなくなりますが、
中にあるФ20mm丸棒より細い丸棒Ф16mm等で、たたき出します。少しきついぐらいにしあがれば成功です。どうしても丸棒が入りにくい時は四角い穴の内側左右と上側のみをやすりで(ペパーやすりで可)で少し磨いてみてください。下面は垂直が狂う可能性が有るので削らないほうが良いです。ガタガタになったらおしゃかスクラップです。慎重に。
外側溶接箇所を削って平らにします。
左右の端より26mmの中心の前後は任意の箇所に丸棒の穴開けに使用する直径のドリルで誘導穴を開けます
ストッパー役の細丸棒用の穴をその後ろの任意の箇所に開け細い丸棒をさして完成です。


ストッパーは細い丸棒が良いです。横方向に入れても可です。
細いほうがキリコが溜まりにくいです。

使用方法
いつものようなポンチ打ち作業は不要です。というかポンチヶ所の径が太くなり入りずらくなるので禁止です。切断ヶ所のバリは良く取ってください。


ドリルとの垂直を出すためにフラットバーは32mmより幅広のほうが良いです。
使用のコツはドリルを下ろし穴に入れたら少し丸棒を押し気味に後ろのストッパー棒から離れないようにしながらドリルが丸棒上部に到達するまでは奥方向に押してる事です。

左右穴の角度ちがい精度が必要な場合は先に開けた穴に入る長い丸棒もしくは使用している同径ドリルを刺して反対端の穴を平行を見ながら開けます。自分は目見当です。
面取りをして完成です。
汎用性の6角軸はボール盤でも使えて有ると便利です。
https://www.monotaro.com/p/5349/0125/
両端使えてコスパが良いです。(毎月数回ある15%引き日を狙って買ってください。)

丸棒以外も応用は可能
丸パイプ・六角棒などにも応用できます。

色々増えていきます。1回のみ使用のものも有ります。
発展形として端からの穴の位置を調整したい場合はストッパーをボルト式にして回して調整しダブルナットで固定するようにすれば正確な位置に穴あけ可能にもなります。
ケガキノギスとは
ノギスと一体式なので正確に金属肌に線を引くことができます。欠点は値段が少し高い。

難易度は上がりますが溶接しないでボルト接合でも製作できるとは思います。
2025/3/23 予告 溶接機無し で作る方法UP予定
近く(3月中)簡単にボルトで組み立てる方法思いつきましたのでUPします。
3月31日upしました。
ご覧いただければ幸いです。