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屋外というか屋根は有ってもドアの無い外気温の影響をもろに受ける場所のトイレの凍結防止方法のご紹介です。
観光地や公園のほとんどがこの様な外気温と同じ室内気温タイプかと思います。
地方では、町工場以外にも農家の庭の隅などのトイレも同じと思います。
もちろん専用の凍結防止ヒーターは売っていますが、それぞれのモデル専用でお値段もお高めです。
そこで下記方法でも3シーズン問題なく使用できたので紹介します。
只、こちらの地域はマイナス8度位の最低温度以下にはなりません。
それ以下になる地域のことは判りません。ごめんなさい。
又、参考になされる場合は、全て自己責任でお願いします。
凍結防止に用意する物 水栓凍結防止ヒーター
用意するのは下記3点と穴あけ工具(穴をあける場合)です。

水道蛇口の凍結防止ヒーターです。
メーカーがカクダイですので安心です。他メーカー製でもたぶん大差なく可能と思います。
白いプラスティクの部分は蛇口用ですので使いません。

保温材少々 5mm厚ぐらいあれば何でも良いと思います。

ビニールテープ19mm×10m1個 アルミテープでもいいですが、巻きにくいです。
DIY手順

まず水道管部の下に穴をあけます。(下に貼るので)
穴を開けない場合は目立たないよう工夫して配線してください。

下に付属のアルミテープで固定します。重要(熱は上に伝わりやすい)


アルミテープが有れば保温材巻きの前に少し巻いても尚良いと思います。
(アルミは熱伝導率が良いので。)

写真内にも追記しましたが、保温材の前に給油しておくことをおすすめします。なぜなら、保温の熱が原因かは不明で判らないのですが、水の放出がストップするまでの時間が大幅に長くなる事がありました。やじるし部に給油するとある程度改善されました。
それでも水が止まらない時はダイヤフラムバルブの交換(T600PNX用のTHF15R)をしましょう。
ですがダイヤフラムが外せるか買う前に一回試しましょう買ってから外せない場合無駄になってしまいます。自分はどうしても外せなくて、結局本体を買い増ししました。
後日ダメもとで力いっぱいラジオペンチで握って回したら回りながら外れました。最初から力を掛けて回せばよかった。

下記リンクはTOTOさんの交換手順のホームページです。
https://qa.toto.jp/togo/qa/qadoc/001/Q1079_20141226_182325_A001.pdf
https://search.toto.jp/tr/03968SS_201305.pdf
保温材で覆います。

小さく切って隙間無い様に

ビーニールテープを引っ張りながら巻くときれいに仕上がります。
プッシュボタン下の便器へのパイプは止水コックの後で水が溜まる事は無いので巻かなくても良いと思います。

以上で仕上がりです。
これに付随する項目として便器自体の凍結による破損(ひび割れ等)があります。
便器(朝顔形)の破損予防 《閲覧注意》!きれいな映像ではないです!!
今までに便器自体に溜まっている水が凍って膨張しひびが入り水漏れするように成った事が2回あります。
下記のよう水の溜まる裏側の隙間全体にウレタンフオームを吹き付けて断熱材代わりにしています。
今の所ひび割れは発生していないので有効だと思います

ウレタンフォームは垂れるので下に新聞紙などを置いて何度かに分けて吹き付けてください。
追記 TOTO T600PNX について
2022年3月12日です。すっかり暖かくなってきたので、本日水道のヒーターの電源コンセントを抜きました。するとこの水栓に変化がありました。水の流れる時間が短くなりました。ということはヒーターで暖めると水の流れる時間が長くなっていたと言うことになります。
よってこのヒーターでの防寒対策時は水栓上部の止水調整をマイナスドライバーで少し絞る方向へまわす対策が必要と思われます。あまり絞ると流れる勢いが無くなり調整が難しい所ではありますが。
同じ水栓お使いの方はお気をつけください